2007.07.09 Monday

2007年07月09日(月曜日)

3941 レンゴー 702 +17
3日続伸。段ボールの値上げ報道以来、見直しの動きが続く格好となっている。日興シティでは紙パセクターの決算プレビューレポートを発表、同社の投資判断を「2M」から「1M」に格上げ、目標株価も660円から720円に引き上げている。値上げ効果を考慮して業績予想を上方修正しているようだ。

6363 酉島製 1754 +95
大幅続伸。環境関連銘柄として注目度が高まっているが、5日付でコスモが投資判断を新規「B+」として以降、上昇ピッチの速まる展開になっている。新製品の研究開発の結果、淡水化プラントや火力発電所などで使用する高圧力ポンプなどは、中近東の一部地区では8割超の市場シェアを持つなど、技術力の優位性を評価するとしていた。

6268 ナブテスコ 1953 +62
大幅続伸で一時初の2000円台到達へ。メリルが目標株価を1850円から2200円に引き上げていることが材料視されているが、大和では、風力発電用装置の成長性期待も示唆しているもよう。また、航空機関連の一角としての位置づけの高さも注目されているようだ。

6301 コマツ 3800 +70
しっかり。JPモルガンでは投資判断「オーバーウェイト」継続で、目標株価を3460円から4480円に引き上げている。08年度以降の増益基調継続が最も見通せるグループの代表企業として評価、中期的に新興国市場が先進国市場を抜く日も考慮すべきとしている。

6965 浜松ホト 3920 +80
しっかり。CLSAでは投資判断を新規に「BUY」、妥当株価を4680円としているもよう。競争力の拡大や最終製品の広がりを背景に、利益率は継続して向上していくと評価しているほか、ウエハ切断用機器などの将来性なども期待しているもよう。

7974 任天堂 49800 +650
高値更新。先月はアナリストの目標株価引き上げの動きが目立ったが、今月に入ってからもCSやメリルで相次ぎ目標株価引き上げ、さらに、HSBCでも投資判断「オーバーウェイト」継続で、目標株価を43500円から55000円に引き上げている。想定以上の業績拡大ペースが続いていることを各社ともに反映か。

9684 スク・エニ 3570 +180
大幅反発、5月9日の年初来高値を更新している。11日からは米国でゲーム見本市が開催されるほか、12日には「Wii」向けソフト「ドラクエ」の新作を発売予定となっており、期待感が先行する状況のもようだ。高値を更新して売り方の買い戻しの動きも活発化の方向へ。

8095 イワキ 354 +4
続伸で高値更新。直近では資産価値に関心が集まり人気化していたが、先週末には業績予想の上方修正を発表で、追加の好材料と捉えられる格好に。中間期経常利益は従来の0.7億円から2.3億円に増額修正、費用発生のずれ込み、配当金の計上などが背景のようだ。

1722 ミサワホーム 1540 +111
大幅続伸。先行きの金利上昇観測を背景とした住宅需要の駆け込み期待なども背景とされているようだ。大手銀行が7月から固定型金利を引き上げるなど、住宅ローン金利の上昇が続くとの報道がきっかけにつながっているもようだ。

7947 エフピコ 4110 +210
強い動き。日興シティが投資評価を新規に「1H」、目標株価を5500円としていることが買い材料に。製品開発力の高さ、独自の物流システムの強みなどを評価としているもよう。会社側では製品値上げ効果など織り込んでいないが、環境的には値上げできる状況が整いつつあるとも。

6728 アルバック 4710 +180
反発、一時6月18日以来の高値を更新。太陽電池関連銘柄として人気化する状況となっているようだ。環境問題を背景に太陽電池の市場が世界的に拡大、液晶製造装置大手メーカーが太陽電池製造装置事業を一斉に強化していると報じられている。同社に関しては、台湾メーカーなどからの受注獲得も伝えられている。

7600 日MDM 363 +44
急伸で上昇率2位。先週末に業績予想修正を発表している。5月期通期経常損益は3.7億円の赤字から2.5億円の赤字に上方修正している。人件費などのコスト負担減少が背景となっているもよう。今後の業績改善に対する期待感が先行、一時ストップ高まで買われ、1月22日の年初来高値に並んだ。

5202 板ガラス 609 -1
朝方は出来高伴い続伸と活況。前週末に、子会社の事業譲渡益計上による業績予想の上方修正を発表しており、材料視されている模様だ。今期の最終損益は従来見通し15億円から350-450億円へ上方修正している。ただ、すでに事業売却に関しては公表済みであり、買い一巡後は利食い売りの動きが優勢となる。

8002 丸紅 1094 +40
続伸。東芝とカザフの原発事業連携報道もあって、「資源」に対する関心が高まる格好から、総合商社の強い動きが目立っている。先週末に出来高トップと賑わっている同社の動きには、引き続き関心も高い。なお、同社は東京電力などとカザフのウラン鉱山プロジェクトへ参画と4月下旬に発表、カザフ関連としての位置づけが高い企業でもある。

6502 東芝 1083 +30
買い先行。原発事業でカザフスタンと連携との報道が材料視される。カザフは原発の燃料となる世界第2位のウラン埋蔵国であるともされており、今後の同社の原子力事業の展開に一段と期待感が高まる格好となっているようだ。今後、日本とカザフの関係強化が想定されるなか、関連の中心銘柄としての位置づけも。

2007.07.07 Saturday

2007年07月06日(金曜日)

8511 日本証券金融 1673 +24
出来高伴い反発。ドイツ証券が投資判断を新規に「BUY」、目標株価を2100円としていることが注目材料に。短期金利引き上げの恩恵を最も多く享受できるセクターの一つであるが、市場は金利上昇による業績改善期待を織り込んでいないと判断しているもよう。

9984 ソフトバンク 2795 -10
6月の携帯電話契約純増数が20万4800件となり、2ヶ月連続でトップになったと伝わっている。一旦買い優勢となる場面もあったが、週初からこうした観測は高まっていたため、徐々に出尽くし感が優勢となる格好へ。ドコモやKDDIは朝方から軟調展開が継続。

6755 富士通ゼネラル 416 +22
大幅反発で6月18日の高値を更新。海外でエアコンの引き合いが強く、「上半期の売上高は前年比20%以上伸びる」との社長コメントが伝わっている。業績の上ぶれ期待が高まるとともに、あらためてシーズンストックとしての位置づけが高まる状況ともなっているもようだ。

5803 フジクラ 894 +26
5日ぶりに反発。米通信産業がITバブル期並みにまで復調してきていると報じられており、光ケーブルなど手掛け関連銘柄として位置づけられる同社も、期待感の高まる流れが波及しているようだ。古河電工などもしっかりで推移。

8185 チヨダ 2435 -115
朝方から売り優勢の展開となっている。本日第1四半期の決算発表を控えているもようであり、警戒感が先行の展開と観測される。中間期の売上高は前年同期比2%増、経常利益は20%増の計画となっているが、一昨日のメリルでは、第1四半期売上は同1%減、営業利益は10%減程度と予想しているもよう。

6242 スピンドル 460 +35
急伸。環境関連の低位材料株として循環物色の流れに乗る格好と観測される。先にメリルでは、環境・新エネルギー関連株のレポートで、オフィスビルの温暖化ガス削減から恩恵を受ける可能性がある企業11社をリストアップ、同社もリストアップされていた。ちなみに、本日メリルでは「欧州の新エネルギーと日本の原子力関連株」と題する機関投資家向けセミナーを開催予定とも。

8170 アデランス 2495 -40
さえない。前日に第1四半期の決算を発表、経常利益は8.1億円、前年同期比57%減益となり、通期予想に対する進捗率は10.5%にとどまっている。男性用の不振が続いており、同分野は6月も低迷が続く状況に。UBSは目標株価を2500円から2300円に引き下げている。

6752 松下電産 2380 -65
さえない。野村では投資判断を「2」から「3」に格下げ、足元の業績伸び悩み、ビクター問題の不透明感などが格下げの背景としている。第1四半期の営業利益は前年同期比16.9%減と予想、ほぼ4年ぶりの営業減益になるとみているようだ。また、GSでも第1四半期のプレビューで、第1四半期営業利益は微減益と想定。

9411 テレビ東京 4090 -230
大幅安。大株主となっている糸山英太郎氏のホームページが話題となっている。市場で保有株を売却するといった内容のコメントが掲載されており、今後の需給動向に対する警戒感が浮上しているもようだ。

4680 ラウンドワン 253000 +22000
上げ目立つ。前日に発表している月次動向が評価されている。ボウリング収入の好調を背景にして、既存店売上高は前年比2.7%増とプラス転換、会社計画も3.6%上回った。6月の上ブレによって前月までの未達分を吸収、第1四半期は計画を上回る結果となったようだ。

9474 ゼンリン 3330 +210
買い優勢。野村が投資判断「1」を継続、本日の評価材料につながっている。自動車メーカーが相次いで、当社地図データを活用したネット経由地図自動更新サービスを発表しており、カーナビ向け売上の持続的な成長期待に沿った動きであると評価へ。妥当株価は4900円との比較で割安感は強いとも。

4004 昭和電工 423 +8
しっかり。6月中間期営業利益が前年同期比横ばいの340億円程度になったもようと伝えられており、業績の上ブレを好感する動きになっている。従来は同11%減の300億円見通しとなっていた。価格転嫁の進展などで石化事業が好調だった模様。

6724 エプソン 4090 +220
大幅続伸。GSでは投資判断を「中立」から「買い」に格上げ、強い買い推奨リストに新規採用としている。目標株価も3400円から4400円に引き上げへ。インクジェットプリンターの収益環境が最悪期を脱出していること、携帯向け液晶の好調などを背景に業績予想を上方修正している。

2371 カカクコム 334000 +36000
買い気配から急騰。野村が投資判断を新規で「2」としており、買い材料につながっているもようだ。良質な買い物データベースを蓄積するCGMの勝ち組企業として評価している。ディスカウントキャッシュフローで試算される妥当株価は427300円としているようだ。

7974 任天堂 49150 +900
しっかり。メリルでは投資判断「買い」を継続で、目標株価を40000円から55000円に引き上げている。バリュエーション倍率を引き上げたことに加えて、業績予想を上方修正したことが目標株価引き上げの要因、今期営業利益は会社計画2700億円、従来予想2929億円に対して、3430億円まで引き上げているようだ。

6758 ソニー 6540 +80
しっかり。GSが投資判断「買い」を継続で、目標株価を6600円から7200円に引き上げている。ゲーム機分野での任天堂との比較における劣勢が嫌気され、直近で株価は下落しているが、GSでは、PS3の最悪シナリオを織り込んでもエレクの増益で会社計画達成は可能と考えているようだ。

9983 Fリテイ 8400 -90
買い先行。米バーニーズの買収提案報道が伝わっている。発行済み全株式を約1100億円で取得の方針。今後、競合企業との買収価格引き上げ合戦など、買収の成否は不透明であるが、ひとまず、豊富なキャッシュを活かした積極展開として評価する動きが強いようだ。

2007.06.29 Friday

2007年06月28日(木曜日)

8895 アーネストワン 1050 +100
ストップ高。本日は寄り付きから急伸してその後も買い進まれたが、目立った買い材料は観測されていない。前日は全体地合い悪の中で逆行高となっており、短期資金のリバウンド狙いの動きが集まっているものと観測される。なお、マッコーリーでは26日付で、従来より引き下げたものの目標株価は1200円としていた。

6466 トウアバルブ 513000 +50000
ストップ高。前日の岡野バルブの業績上方修正が刺激材料となっている。原発関連のメンテナンス需要拡大などが主因とみられており、同様に原発関連のウェイトが高い同社には連想感が働きやすいようだ。東証2部では、同社と岡野バルブ、日本ギアなど原発関連が上昇率上位を占める。

大手銀行
HSBCでは「米サブプライム問題の大手邦銀への影響は杞憂」と題するレポートをリリースしており、好調が予想される第1四半期決算発表を控えた現在は買いの好機であるとみているようだ。各行とも、エクスポージャーが平均以上ある場合でも、ポートフォリオ全体としての信用力が高いため、大規模な損失を被るリスクは限定的と。

7898 ウッドワン 964 +63
新光では投資判断を新規に「1」としている。中期的に木材価格が上昇していくとみられるなか、ニュージーランドにおける植林事業を展開している同社にはプラスと考えているもよう。PERやPBR水準からみて、株価には割安感が強いとも指摘しているようだ。

6779 日本電波工 6750 +380
大幅反発。本日は電子部品メーカーでワンセグ特需との報道もあって、電子部品関連の一角が値を上げている。また、GSでは、携帯電話比率の高い銘柄には依然として上値余地が残るとするコメント、同社に関しても、好調な短期業績を受けて当面強含みの株価を想定としている。

6326 クボタ 990 -8
さえない。5月の農業機械出荷金額などが明らかになっているもよう。国内が19%減と大きく落ち込んだため、トータルでは13%減になっているもよう。北米住宅着工の先行き警戒が強いなか、国内の落ち込みが続いていることで、農業機械大手の同社には売り材料視されている格好。

8245 丸栄 358 +23
後場に入って一段と上げ幅を広げる。百貨店各社を始めとした小売り株の上昇が前日から目立っており、同社にも物色の矛先が波及してきているようだ。また、業界内では再編期待の高まりやすい銘柄でもあり、この点にも依然として関心は高い模様。

4204 積水化学 933 -32
軟調。岡三では26日付で投資判断を「やや強気」から「中立」に格下げしている。業績拡大基調は続くと見られるが、今期の業績は会社計画やや未達とみているもよう。塩ビ樹脂購入価格上昇の影響や住宅事業の新規受注の不透明感などを懸念のようだ。会社計画である今期営業利益550億円に対して520億円を予想へ。

1929 日特建設 116 -5
下げ目立つ。過去の決算において、不適切な会計処理を行なっていたことが発覚したと前日に発表、先行きの不透明感につながる格好。リース資産の過大計上などが内容、02年3月期以降の税引き前利益が合計で約10億円程度減少するようだ。

6136 OSG 1662 +53
続伸。前日に中間決算を発表、営業利益は前年同期比12%減の73億円、会社計画80億円を下回っている。ただ、四半期ベースで見ると、第2四半期は前四半期比で29%増となっており、業績の底打ち感も感じられる状況。ひとまず、中間決算発表通過で目先の悪材料出尽くしと捉えられているもようだ。

8233 高島屋 1533 +32
続伸。前日逆行高となった小売り株は本日も底堅い展開が続いている。各社の好決算を受けて、週末の決算発表に対する期待感などもあるようだ。なお、UBSでは小売りセクターは「金利上昇シナリオ」のダークホースと指摘、政策金利引き上げの際の利息収入アップサイドは大きく、これが消費回復のドライバーとして大きな役割を果たすと指摘しているようだ。

6492 岡野バルブ 1370 +200
ストップ高。前日に業績予想を上方修正、中間経常利益は6.3億円から8.7億円に引き上げている。原発の安全性重視に向けたメンテナンス需要の好調などが主因と見られているようだ。通期の経常利益も12.7億円から15.2億円に引き上げているが、野村では16.5億円と13%増益の予想、上方修正値も上回るとみているようだ。

2873 加ト吉 736 +22
続伸。26日の決算発表以降は安心感が台頭する展開となっている。日興シティでは投資評価を「1M」として、目標株価を910円から960円へ引き上げている。有価証券報告書を29日に提出する予定とも発表しており、上場廃止リスクの可能性は極めて低くなったと判断しているようだ。

5108 ブリヂストン 2615 +75
反発。前日の引け後に発表した業績上方修正が材料視される。通期営業利益は1910億円の従来予想から2110億円に上方修正へ。円安効果に加えて、米社買収の完了などが背景。上方修正観測は強かったものの、再増額修正などへの期待感も先行へ。GSでは目標株価を3100円に引き上げ、セクター内でのトップピックとする。同社の上方修正を受けてタイヤセクターが一斉高の展開にも。

7201 日産 1301 +18
買い先行。野村では自動車セクターの投資判断を「中立」から「強気」に格上げ、ファンダメンタルズが改善傾向にある中、直近の円安が業績を大幅に引き上げる可能性があるとしている。現在の株価はこうした状況を織り込んでおらず、割安感が強いとしているもようだ。なかでは、同社、トヨタ、いすゞの順で推奨と。

7203 トヨタ 7620 +70
買い先行。GSでは投資判断を「中立」から「買い」に格上げ、目標株価も7700円から8500円に引き上げている。環境規制の強化などに伴って、自動車業界は規模の経済性がより重要性を増していると指摘しているもよう。また、野村でも自動車業界の投資スタンスを「中立」から「強気」に引き上げている。

2007.06.27 Wednesday

2007年06月26日(火曜日)

1757 千年の杜 119 +30
ストップ高。前日に、投資用不動産の取得、並びに譲渡を発表している。不動産売却によって、11.8億円を特別利益に計上することになるもよう。シルバー精工の急伸などから、超低位株へ短期資金の関心が向かっていることもあって、本日の買い材料につながる格好のようだ。

6378 木村化工機 728 +47
ここにきて動意づく展開となっている。三菱UFJによる原発レポートをきっかけに冶金工が急伸しており、原発関連銘柄として同社にも短期資金の矛先が向かう格好のようだ。全体相場が小動きと膠着感が強まる状況下、材料性の強い銘柄には関心が向かいやすい状況。

5001 新日本石油 1138 +39
しっかり。前日の原油市況の切り返しなどを好材料視と観測。三菱UFJではWTI原油価格は8月頃までさらに上ぶれる可能性があると指摘、野村では、原油高による在庫益の増加で石油セクターの利益は上ブレの可能性とも。

6728 アルバック 4480 -120
軟調。前日に権利付き最終商い日を通過、配当など権利取りの動き一巡で換金売りの動きが優勢となっているようだ。同社は中間期が無配で期末に47円配当を予定している。また、今後の決算発表を控えて、08.6期の業績見通しに対しても慎重なものが示されるとの警戒も。

6490 日本ピラー 1317 +37
大幅反発で年初来高値を更新している。新規の材料は観測されていないものの、好業績で割安な中小型株として株価の水準訂正の動きが継続している。また、同社は半導体製造装置用のフッ素部品などを手掛けており、半導体関連としての側面にスポットが当たる状況でもあるようだ。

7445 ライトオン 2080 -235
大幅続落。先週末発表の決算内容が嫌気されて、連日の急落となっている。いちよし証券では、レーティングを「2−A−HR」から「2−D−HR」に変更、バリュエーションレーティングを一気に3段階格下げしている模様。現時点では、来8月期の増益率も小幅にとどまる見通しとしている模様。

8830 住友不動産 4060 +60
4日ぶりに反発。本日は朝方から大手不動産各社の堅調な値動きが目立っている。これといった反発材料は観測されないものの、本日は直近で買われていた銘柄に利食い売りが集まる一方、売り込まれていた銘柄のリバウンドに関心が向かう格好となっているようだ。同社株もここ3営業日で290円安、今年1月以来の4000円割れ寸前まで下落していた。

7594 マルカキカイ 1445 +49
大証1部で上昇率トップ。米国において、日系顧客向けに産業機械を拡販するとの一部報道が材料視されている模様。販売サービス要員の拡充などに伴って、米国向け売上高は08年度には06年度比11%増の110億円に伸ばす計画とも。

1969 高砂熱学 1139 +46
強い動きが目立つ。野村では、「金利上昇と地球温暖化から注目を集める空調工事業界」と題するレポートをリリースしている。ビルの排出量削減義務付け報道は、リニューアル工事の受注活動を後押しするとしており、過去にビル空調を積極的に受注していた同社などはリニューアル工事受注拡大の可能性と指摘。なお野村では、関連銘柄として大氣社と三機工業を推奨としているようだ。

5541 大平洋金属 2095 +100
反発。ニッケル市況のリバウンド基調が安心感を強めさせている格好。前日までニッケル市況は3日続伸、前日は3.8%の上昇となっている。さらに、同じニッケル関連銘柄として捉えられている冶金工の株価急騰も刺激に。

7893 プロネクサス 1059 +46
反発。CSでは金融セクター中小型株6社のカバレッジを開始しており、いちよし証券と同社の投資判断を「アウトパフォーム」としている。同社に関しては、金融商品取引法施行時に、商品販売サポートや情報提供などの需要拡大余地が出てくるため、多分配型投信を中心とした投信目論見書交付の特需が見込まれると評しているようだ。目標株価は1300円と設定している。

8234 大丸 1317 +22
堅調。前日に第一四半期の決算を発表、営業利益は前年同期比3.2%増と増益をキープ、会社計画線ながらも底堅い内容との評価が先行の格好。なお、全般的には、松坂屋との経営統合効果を見極めたいとする向きが優勢ではあるようだ。

2579 コカ・ウエスト 2805 +160
しっかり。米コカ・コーラが東京コカに34%出資する方針と伝えられており、ボトラーの再編の動きが進むとの期待感が先行へ。同報道のほか、システムの事業効率改善によるメリット享受の可能性を評価して、みずほでは投資判断を「3」から「2」へ格上げしている。

4723 グッドウィル 46000 -4700
一時ストップ安。ドイツ銀行を割当先とする新株予約権の発行を決議、18.8%の希薄化を嫌気する動きが先行へ。財務体質の改善にはつながるほか、株価の下落にはつながりにくい新たなファイナンス手法となっているものの、介護事業におけるイメージ悪化の影響など警戒感も拭えず、処分売りの動きは続く格好に。

2267 ヤクルト 3080 +10
続伸。ドイツ社から抗がん剤の販売権を取得と発表、JPモルガンでは将来的な売上の可能性は50億円以上とみているようだ。なお、JPモルガンでは、強材料が豊富なエルプラットなど医薬品の利益見通しを上方修正、目標株価を3500円から3800円に引き上げている。

4307 野村総研 3540 -40
野村では投資判断を「3」から「2」に格上げしている。今後の情報システム市場の拡大局面においては、顧客からの直接受注が拡大可能であったり、外注活用によって開発力を強化しやすい「業界コア企業」の優位性が高まると指摘へ。ただ、大和の格上げきっかけに直近では上昇ピッチを早めていたため、本日は利食い売りが優勢の展開。

9633 東京テアトル 313 +12
しっかり。UBSでは「土地神話は復活するか?」と題するレポートのなかで、資産インフレによる影響が見込まれる10銘柄を推奨としている。同社もリストアップされている1社として、材料性の強さも妙味に関心が集まっているようだ。

8624 いちよし証券 1812 +57
買い優勢。CSが投資判断を新規に「アウトパフォーム」としており、買い材料視される格好のようだ。コンプライアンスとコンサルティングが両立された会社であり、金融商品取引法施行によって優位性が増す可能性があると評価、目標株価は2100円としている模様。

5480 冶金工 1466 +139
大幅高。原発関連として浮上する展開になっている。三菱UFJでは原子力ルネッサンスで注目されるニッチトップとして、同社と日本製鋼所を取り上げている。同社は、固定板や制御棒、復水器などで世界トップクラスに位置すると指摘している。これまで原発関連としての位置づけはそれほど高くなかっただけに、インパクトは強まる方向に。

8628 松井証券 1124 +22
買い先行。三菱UFJが15%超を出資する方針と報じられている。もともと、出資観測は強かっただけにサプライズは乏しいものの、15%超という出資比率のほか、10%ほどは株式市場を通じて取得の方向などと伝わっていることで、目先の需給妙味なども高まる格好。

2007.06.24 Sunday

2007年06月22日(金曜日)

7974 任天堂 45450 +1150
反発で高値更新。ここにきて再度アナリストの評価引き上げが目立っている。6月に入って、日興シティが38000円から42000円、UBSが40000円から47000円、JPモルガンが45000円から46000円、CLSAが54000円から80000円、みずほが44000円から48000円、KBCが42500円から52500円、楽天証券が48000-50000円から60000-62000円にそれぞれ目標株価を引き上げ。

8803 平和不動産 956 +9
総じて下げのきつい不動産株の中では底堅い動きが目立っている。直近ではツカモトや市田、イワキなど日本橋に本社を置く低位株の活況が目立っている。新金融街構想の高まりが背景と見られており、同関連では中心銘柄の一つとも位置づけられる同社には先行き期待感が高いようだ。本日で7日続伸となっている。

6502 東芝 1016 +14
続伸。前日に2000年9月以来の4ケタ大台回復となったことで、達成感も強まりもみ合いの状況が続いたが、前場の高値を超えてくる動きとなる。本日はGSが目標株価を880円から1050円に引き上げて「買い」推奨を継続、NAND価格の前提見直しによって業績予想を上方修正している。

2267 ヤクルト 2920 +20
もみ合いと底堅い動き。メリルでは投資判断「買い」継続で、目標株価を3200円から4000円にまで引き上げている。大腸がん治療薬の中期的な拡大による利益貢献は株式市場で織り込まれていないとの評価、医薬品事業の拡大に伴い、同社の営業利益は2010.3期以降は飛躍期入りすると考えている模様。

8306 三菱UFJ 138万 -2万
さえない。マッコーリーでは目標株価を150万円から155万円に引き上げる一方、投資判断を「アウトパフォーム」から「ニュートラル」に格下げしている。今後は株主還元策の強化が鍵になるとみているようだ。なお、本日は海外投資家の売り観測からメガバンクは総じて売り優勢の展開。

9843 ニトリ 5720 +170
反発。来週にも第1四半期の決算発表が見込まれているが、好決算発表期待を期待した先回り的な動きも。第1四半期の既存店増収率は2.5%増程度、会社側の上期想定0.5%増を上回る推移と見られる。なお、為替の円安進行はコスト面でマイナスには響く。

1911 住友林業 1170 -58
続落で3月29日以来の年初来安値を更新している。一部で社長コメントが伝わっているが、今期の経常利益は目標達成が厳しい可能性があるなどともされており、売り材料にもつながる格好のようだ。戸建の注文住宅の第1四半期受注が不振を続けていることが背景のようだ。

6023 ダイハツディーゼル 1494 +89
続伸。大阪府立大などと船舶のディーゼル排ガスを浄化する技術を開発と報じられている。今後の国際的な排ガス規制強化が見込まれる中、2010年頃の実用化を目指すとされている。足元の順調な業績動向に加えて、将来的な成長分野としての期待感を高める動きが先行へ。

6724 エプソン 3650 +100
続伸。ハイテク株全般に円安メリット享受への期待が高まっている格好。メリルでは、イメージング機器業界の中で為替インパクトが大きい企業として、同社やキヤノン、オリンパスなどを挙げている。同社に関しては、ドルの影響は受けないものの、ユーロが1円上昇すると営業利益は1.3%押し上げられると試算しているようだ。

5445 東京鐵鋼 792 +52
出来高伴い続伸。コスモでは投資判断を新規に「B+」としているもよう。会社側の販売価格前提は極めて保守的、足下の価格動向からみて今期経常利益は計画を上回ってくる公算が大きいと評価しているようだ。第1四半期業績をボトムにした今後の収益改善が見込まれることから、株価は再度900円台に上昇と想定へ。

7733 オリンパス 4720 -60
GSでは投資判断「買い」を継続で、目標株価を5100円から5300円に引き上げているようだ。足元の業績好調を評価している模様であり、第1四半期の営業利益は前年同期比37%増益を予想。増額修正は見送られる可能性はあるものの、コンセンサス予想の切り上がりによって、決算内容は株価上昇のカタリストになると指摘している。

2779 三越 606 -4
さえない。第1四半期営業利益は前年同期比49%減の15億円前後になった模様との観測報道が嫌気される。改装による売り場面積の縮小などで春物衣料品の苦戦が響いたようだ。ただ、6月からの販売上向きなどで、通期計画は見込みどおりともされており、下げ幅も限定的にとどまる状況。

9427 Eアクセス 76300 +2600
続伸。ソフトバンクと次世代無線通信「WiMAX」の事業化に向けて提携と発表、事業免許獲得に向けた前進として評価の動きが先行する格好。なお、総務省の指針案に照らすと、同社とソフトバンクのほか、さらに出資者を募る必要があるともみられている。

5931 川田工業 277 +45
急伸。建設現場などで働くことを想定した人間型ロボットを川崎重工業などと共同で開発したとの報道が材料視されている。一時間当たり最大100ミリの豪雨の中でも稼動できるという。株価の値頃感の強さなども妙味に、成長期待の高まりにつながるような好材料には敏感に反応する状況。

REIT各社
全般的にきつい下げ、総じて下落率上位に顔を出す展開となっている。前日に、GSがカバレッジ・ビューを「アトラクティブ」から「ニュートラル」に引き下げていることがネガティブ視されている模様。現在の株価水準は最大限の上昇シナリオを十分反映しており、更なる上昇の要件はバブルの再来かM&A程度に限定されるとみているもよう。

6857 アドバンテスト 5490 +190
続伸。DRAM価格の急騰に伴って前日から人気化、本日も米国SOX指数の上昇やDRAM市況の続伸などを背景にして、半導体関連の一角は堅調なスタートとなっている。DRAM市況の上昇が、メーカー各社の投資許容度を高めるとの見方から、SPE各社も総じてしっかり。

9202 全日空 466 -1
メリルが航空会社のカバレッジを開始、同社の投資判断は新規「買い」としている。国際線発着枠拡大による利益成長の加速が投資魅力としているようだ。2010年度の羽田再拡張時には、国際線座席供給量は現状比約24%増加と試算している。なお、目標株価は600円に設定のもよう。

6247 日阪製作所 2355 +140
買い優勢。HSBCが投資判断を新規に「オーバーウェイト」、目標株価を3130円と設定している模様だ。主力のプレート式熱交換器が中期的な業績成長を牽引、今後3年間は年率で23.8%の営業利益成長を見込むとしている。株主還元への意識の高まりなども評価しているようだ。

6287 サトー 2385 +225
買い気配から大幅高。UBSが投資判断を新規に「BUY」、目標株価を3000円としていることが評価材料につながっている。海外事業の黒字化、固定費増一服などによって、今後は2ケタの増益基調になると見ているようだ。また、株価評価は過去10年の下限レベルにあり、割安感も強いと指摘している模様。

4063 信越化学 8970 +240
買い優勢。モルガンでは投資判断を「オーバーウェイト」でカバレッジを開始している。目標株価は10000円に設定しているようだ。今期業績がコンセンサスを上回る公算が大きいことを評価。営業利益は会社予想の2670億円、コンセンサス予想の2824億円に対して、3100億円と予想しているようだ。

2007.06.14 Thursday

6/14

6460 セガサミー 2145 -105
大幅続落で5月15日の安値を更新している。業界環境の厳しさに対する警戒感が一段と強まる格好のようだ。先にアビリットが中間期業績予想の下方修正を行っているほか、特定サービス産業動態統計においても、パチンコホールの売上高は月を追って前年比マイナス幅を拡大させている。加えて、日興シティでは、パチスロ旧規則機の検定切れの山を迎えることなどから、業界への投資においては、パチンコ機比率の高い機器メーカーを推奨としている。

6758 ソニー 6660 +80
反発。為替の円安受けて上げ幅を広げる。同社に関しては、足元でアナリストの評価があらためて高まりを見せる状況にもなっている。一昨日はマッコーリーが目標株価を8100円から9000円に引き上げ、昨日はモルガンが目標株価を7000円から7700円に引き上げ、本日はCLSAが「アウトパフォーム」から「BUY」に格上げで目標株価を7800円としている。

3402 東レ 888 +10
しっかり。水処理用逆浸透膜と基材の生産体制を増強すると前日に発表している。テーマ性が強まっている水処理関連銘柄としての位置づけが一段と高まる状況。本日は海外投資家の買いが中心との観測も。

6326 クボタ 1002 -23
続落で一時再度の大台割れ。5月の北米トラクター小売り台数などが明らかになっているが、住宅関連向けが主体の小型が6.9%減、中型も住宅関連向け不振で4ヶ月ぶりのマイナスに転じている模様。関連銘柄となる同社にはマイナス材料と捉えられる格好。

6905 コーセル 1955 -70
後場は急落へ。前引け後に発表した決算内容が嫌気されている。前期実績の経常利益は68.4億円で前期比4.3%増、ほぼ計画線での着地となったが、今期は64億円見通しで同6.4%減の計画。

8113 ユニチャーム 6870 +180
しっかり。4月中旬に発売した尿漏れ対策下着の出足が好調などと伝わっており、材料視される展開にもなっているようだ。株価の底値の堅さも目立ちはじめていたなか、信用取り組みなど需給面も妙味となって、リバウンド狙いの動きが強まる形のようだ。

5401 新日鉄 863 +7
堅調。トヨタとの車用鋼板値上げ合意がポジティブ材料。値上げ幅や値上げ時期ともに想定を上回る内容との見方が強いようだ。日興シティでは、値上げ報道を受けた今後の株価は、会社計画が上方修正されると見られる今夏に向けて、再び上昇基調を強めようとのコメント。

5541 大平洋金属 2045 -120
下げきつい。ニッケル市況の下落が引き続き売り材料視されている。前日もニッケル市況は急反落、5月高値からは4分の3の水準にまで調整している。取引規制や代替材シフトの動きなど、他の非鉄関連と比較してもニッケルの先安感は強まる状況となってしまっている。

2301 学情 647 +47
急騰。前日に決算発表を行っており、目先のアク抜け感などが強まる状況と観測される。8日の下方修正発表後は株価急落となっていた。また、発行済み株式数の2.8%に当たる44万株の自己株式取得を発表、需給改善期待なども好材料視される状況となっている。

8236 丸善 186 +7
活況。前日に第1四半期の決算を発表、つれて、通期純利益は4.5億円の従来予想から12.5億円にまで増額修正している。訴訟の和解金計上が背景となる。なお、第1四半期の経常利益は16.3億円を計上、季節性があるとはいえ、通期計画の5.5億円を大幅に上回る格好となっている。

2267 ヤクルト 2845 +170
大幅反発。メリルが投資判断を新規に「買い」、目標株価を3200円と設定している。原料価格上昇を製品価格に転嫁できる食品企業などとして評価、世界的に見ての高い収益性にも注目している。味の素のカルピス完全子会社化など、食品セクター内で業界再編の動きが強まっていることも材料視。

4205 日本ゼオン 1254 +56
買い優勢。JPモルガンが投資判断を新規に「オーバーウェイト」としている。目標株価は1600円と設定しているもよう。ゼオノアフィルム高成長の確度は高いとしており、同分野への懸念で割安なバリュエーションに放置されている現在の株価には水準訂正余地が大きいとの見方。

5481 山陽特殊鋼 909 +100
ストップ高。新日鉄とトヨタの車用鋼材値上げ合意報道が材料視されているようだ。特殊鋼も値上げ合意がなされている製品であり、とりわけ、収益の押し上げレベルで考えると、最もインパクトが強まると想定されているようだ。大同特殊鋼も買い先行へ。

6764 三洋電機 204 +4
出来高2位賑わう。メリルが投資判断を「売り」から「中立」に格上げしていることが評価材料となっている。優先株を考慮した場合のバリュエーションは割高であるが、営業利益段階でのボトムを確認したことから、大幅なダウンサイドはなくなったと見ている模様。

2007.05.24 Thursday

2007年05月23日

9684 スク・エニ 2885 -365
大幅安。決算発表における今期の業績見通しが嫌気されている。前期経常利益は68%増益の262億円となったが、今期は23%減益の200億円予想、想定外の大幅減益見通しとなっており、サプライズが強まる状況になっているようだ。

8572 アコム 4850 +500
ストップ高。本日は同社のほかアイフル、アコム、武富士など消費者金融大手が一斉高の展開になっている。外資系投資ファンドによる消費者金融株の買い増しが材料視される格好のようだ。同社に関しては、21日提出分でブランデス・インベストメントが5.01%の株式を新規に取得、ブランデスは武富士の保有比率も6.37%から8.70%に上昇させている。先には三洋信販にも複数のファンドが大株主に登場している。

1833 奥村組 613 +25
買い優勢。UBSの投資判断「ニュートラル」から「バイ」格上げが評価材料へ。PBR水準の割安感などが主因か、目標株価は700円を継続としている。ちなみにUBSでは、準大手建設4社の投資判断をすべて「BUY」格付け、採算重視の受注により今後も一定の利益水準を確保できる見通しであること、再編の可能性も残ることなどを指摘している。

7203 トヨタ 7300 +60
しっかり。モルガンでは、自動車業界の株価は安定局面へとするレポートをリリース、株価回復はまずトヨタからと指摘している。モルガンによる自動車各社の目標株価引き下げが、先月からの自動車株軟調につながっていた面もあり、徐々に同セクターに対する買い安心感も高まる方向へ。なお、マッコーリーでは目標株価8500円として投資判断を「アウトパフォーム」に格上げしている。

7248 カルソニックカンセイ 556 +51
大幅続伸。UBSの投資判断引き上げをきっかけに買い戻しの動きが強まっていると観測される。短期的な悪材料出尽くし感など背景に「REDUCE」から「NEUTRAL」へ格上げ、目標株価は550円としているもよう。1倍割れのPBR水準には買い安心感も強まりやすい。

8878 日本綜合地所 2585 +225
大幅高。前日には決算説明会が開催されている模様で、リバウンドのきっかけにつながっていると観測される。今期経常利益は前期比70%増益の120億円を計画しているが、09.3期には160億円を予想と一段の急拡大が見込まれているもようだ。

6958 日本CMK 1340 +133
急騰。前日に決算説明会を開催、中期計画を発表しており、本日の買い材料につながっているもようだ。2010年度の営業利益170億円(今期62億円計画)などの数値目標を示しており、今後の業績拡大期待が高まる状況だ。なお、三菱UFJでは投資判断を「3」から「2」に格上げ、1400円目標としている。

5202 日本板硝子 585 -88
急落。前日に発表した業績下方修正がネガティブ視される。前期経常利益は250億円予想から80億円に、純利益は300億円から150億円に減額修正へ。のれん代などの償却負担増加、価格カルテルの疑義告知に関する損失引当金の計上なども背景に。モルガンでは「オーバーウェイト」から「イコールウェイト」に格下げ、独禁法違反容疑リスクの不透明感、期待以上の業績上ブレの可能性が低くなったことを要因としている。

5406 神戸製鋼 426 +19
活況。独自開発の製鉄法をインドで実用化するとの報道が買い材料視される。従来と比べて、原料費は3分の1程度、設備投資負担は4分の1程度などコスト負担は相当
程度低下することになり、他社への技術供与なども併せて収益拡大に寄与していくとの期待感が先行。

5541 大平洋金属 2450 -145
買い先行後は伸び悩む。前日に中期経営計画を発表、朝方は配当政策に関して評価が集まった。連結配当性向30%を目安としており、今期は年間60円配当まで急増の見通し。配当利回りは一気に2.3%程度にまで高まっている。ただ、数値目標としては今期をピークに減益傾向を見込んでおり、営業利益は今期予想677億円に対して、11.3期は355億円の予想。今後の収益悪化懸念が徐々に優勢になる状況へ。

8411 みずほFG 847000 +44000
活況。三井住友FGの決算発表をきっかけにして、前日から銀行株の強い動きが目立ち始めている。昨日決算を発表している同行に関しても、今期の大幅増益見通しや増配を発表、一段と銀行株の買い安心感につながる格好となっている。本日は、寄り付き前の外資系証券動向で、各社が銀行株を買いとの観測も強いもよう。

2007.05.24 Thursday

2007年05月23日

9684 スク・エニ 2885 -365
大幅安。決算発表における今期の業績見通しが嫌気されている。前期経常利益は68%増益の262億円となったが、今期は23%減益の200億円予想、想定外の大幅減益見通しとなっており、サプライズが強まる状況になっているようだ。

8572 アコム 4850 +500
ストップ高。本日は同社のほかアイフル、アコム、武富士など消費者金融大手が一斉高の展開になっている。外資系投資ファンドによる消費者金融株の買い増しが材料視される格好のようだ。同社に関しては、21日提出分でブランデス・インベストメントが5.01%の株式を新規に取得、ブランデスは武富士の保有比率も6.37%から8.70%に上昇させている。先には三洋信販にも複数のファンドが大株主に登場している。

1833 奥村組 613 +25
買い優勢。UBSの投資判断「ニュートラル」から「バイ」格上げが評価材料へ。PBR水準の割安感などが主因か、目標株価は700円を継続としている。ちなみにUBSでは、準大手建設4社の投資判断をすべて「BUY」格付け、採算重視の受注により今後も一定の利益水準を確保できる見通しであること、再編の可能性も残ることなどを指摘している。

7203 トヨタ 7300 +60
しっかり。モルガンでは、自動車業界の株価は安定局面へとするレポートをリリース、株価回復はまずトヨタからと指摘している。モルガンによる自動車各社の目標株価引き下げが、先月からの自動車株軟調につながっていた面もあり、徐々に同セクターに対する買い安心感も高まる方向へ。なお、マッコーリーでは目標株価8500円として投資判断を「アウトパフォーム」に格上げしている。

7248 カルソニックカンセイ 556 +51
大幅続伸。UBSの投資判断引き上げをきっかけに買い戻しの動きが強まっていると観測される。短期的な悪材料出尽くし感など背景に「REDUCE」から「NEUTRAL」へ格上げ、目標株価は550円としているもよう。1倍割れのPBR水準には買い安心感も強まりやすい。

8878 日本綜合地所 2585 +225
大幅高。前日には決算説明会が開催されている模様で、リバウンドのきっかけにつながっていると観測される。今期経常利益は前期比70%増益の120億円を計画しているが、09.3期には160億円を予想と一段の急拡大が見込まれているもようだ。

6958 日本CMK 1340 +133
急騰。前日に決算説明会を開催、中期計画を発表しており、本日の買い材料につながっているもようだ。2010年度の営業利益170億円(今期62億円計画)などの数値目標を示しており、今後の業績拡大期待が高まる状況だ。なお、三菱UFJでは投資判断を「3」から「2」に格上げ、1400円目標としている。

5202 日本板硝子 585 -88
急落。前日に発表した業績下方修正がネガティブ視される。前期経常利益は250億円予想から80億円に、純利益は300億円から150億円に減額修正へ。のれん代などの償却負担増加、価格カルテルの疑義告知に関する損失引当金の計上なども背景に。モルガンでは「オーバーウェイト」から「イコールウェイト」に格下げ、独禁法違反容疑リスクの不透明感、期待以上の業績上ブレの可能性が低くなったことを要因としている。

5406 神戸製鋼 426 +19
活況。独自開発の製鉄法をインドで実用化するとの報道が買い材料視される。従来と比べて、原料費は3分の1程度、設備投資負担は4分の1程度などコスト負担は相当
程度低下することになり、他社への技術供与なども併せて収益拡大に寄与していくとの期待感が先行。

5541 大平洋金属 2450 -145
買い先行後は伸び悩む。前日に中期経営計画を発表、朝方は配当政策に関して評価が集まった。連結配当性向30%を目安としており、今期は年間60円配当まで急増の見通し。配当利回りは一気に2.3%程度にまで高まっている。ただ、数値目標としては今期をピークに減益傾向を見込んでおり、営業利益は今期予想677億円に対して、11.3期は355億円の予想。今後の収益悪化懸念が徐々に優勢になる状況へ。

8411 みずほFG 847000 +44000
活況。三井住友FGの決算発表をきっかけにして、前日から銀行株の強い動きが目立ち始めている。昨日決算を発表している同行に関しても、今期の大幅増益見通しや増配を発表、一段と銀行株の買い安心感につながる格好となっている。本日は、寄り付き前の外資系証券動向で、各社が銀行株を買いとの観測も強いもよう。

2007.05.20 Sunday

2007/05/18

6965 浜松ホト 3520 +110
しっかり。本日中間決算発表が予定されており、期待感が先行する展開となっているもようだ。第1四半期経常利益は50.7億円で前期比18%増益、中間期は減益見通しとなっており、業績上ブレへの期待感が高まる状況へ。新年度の慎重見通し発表といったリスクが少ない分、好業績への期待感は反映されやすい。

8141 新光商事 2400 +400
ストップ高比例配分。前日に決算を発表、今期の2ケタ増収増益見通しが評価材料となる。前期業績の反動などから慎重な業績見通しを示すとの見方で、直近はきつい下げとなっており、四季報予想などを大きく上回る業績見通しにはポジティブなサプライズ。

6361 荏原 593 -34
決算発表後は一段安の展開に。実績営業利益は21%増益の132億円、今期も20%増益の160億円見通しとなっている。ただ、アナリストのコンセンサス予想では190億円、四季報予想では180億円などの水準となっており、期待値までは届かない状況。業績の大幅回復期待が後退へ。

7459 メディセオ 1925 +77
4日ぶりに反発。今期の減益見通しを嫌気して、14日の決算発表以降はきつい下げに見舞われてきたが、本日は押し目買いの動きが先行する展開になっている。本日はメリルが目標株価2700円で投資判断「買い」を継続、減益見通しの主因となる先行投資に踏み切ったことは評価すべきとして、現在は絶好の買い場であるとの判断へ。

5401 新日鉄 836 -26
続落。銅市況の大幅安など非鉄市況の下落、中国市場の先行き懸念など背景にして、本日は資源関連株がさえない展開となっている。3月高値へのトライに失敗する状況下、週末要因に伴う手仕舞い売りの動きも強まる格好に。また、円安やソニーの好決算など背景にして、前日からハイテク株の一角などへ資金がシフトしつつもあるようだ。

6986 双葉電子 2405 -400
ストップ安。今期の業績見通しが嫌気材料とされる。前期の営業利益は57%増益の42.5億円となったが、今期は40億円で一転6%の減益見通しに。海外子会社のリストラ費用などを特別損失に計上するため、最終利益は60%の減益となる見通し。PBR水準の割安感などは下支え材料とならず。

6445 蛇の目 167 +11
急伸。前日に発表した決算が好感されている。経常利益は前期実績が18.7億円で前期比27%減益となったが、今期は28%増の24億円と見込んでいる。四季報予想26億円などは下回っているが。

9715 トランスコスモス 1978 -297
大幅安。前日に決算を発表、今期は2ケタ増収ながら2ケタ経常減益見通しであり、失望売りに押される展開となっている。前日には上方修正を受けて急伸、モメンタムの改善傾向が強まっていたため、今期見通しにはネガティブなサプライズが強まる状況。

6417 SANKYO 5100 +500
ストップ高。前日に発表した決算が買い安心感を強めさせているようだ。前期実績は2ケタ減益決算だったが事前想定どおり、今期は2ケタの増収増益に転じる見通しを示している。パチンコ関連には先行き業績懸念が全般的に強まっており、同社株も直近で急落していたため、ポジティブな反応は強まりやすい格好。

1605 国際帝石 105万 +3万
反発。原油市況の上昇が買い材料視される展開へ。前日のNY市場では原油市況が3%超の大幅高、原油高メリットが最も大きいとされる同社に関心が向かう格好。低水準の在庫を背景としたガソリン相場の上昇、中東情勢の緊迫感の高まりが原油市況上昇の背景とされている。

9404 日本テレビ 17440 -2700
売り気配から大幅安。昨日決算発表、今期の大幅減益見通しが嫌気される格好となっている。営業減益幅は39%とコンセンサスを下回る水準とみられる。モルガンやGSが買い推奨から中立に引き下げているほか、野村では「3」から「4」に格下げへ。

1824 前田建設 535 +11
買い先行。野村では投資判断を「3」から「2」へ格上げしている。0.5倍を割り込む低PBR水準に注目している模様。また、09.3期は大幅減益を予想しているが、10.3期以降の業績は伸長すると予想、EPS中期成長率も同業他社と比べて高いことにも注目と。

6767 ミツミ電機 3680 -270
売り気配スタートから大幅反落。昨日決算発表、今期の見通しが失望売りを誘う格好となっている。ゲームコントローラーの急拡大などを背景に、前期業績は大幅増益を達成しているが、今期の営業利益は3%増益の275億円にとどまる予想。各社ともに300億円以上がコンセンサスであったとみられ、保守的な予想との意見は多いものの、失望売りが先行する格好となっている。

2007.05.18 Friday

2007年05月17日

6767 ミツミ 3950 +80
本日の決算発表を控えて関心が集まっているもよう。
ゲームコントローラの需要拡大に伴って前期業績は急拡大、
営業益は前期比4.6倍の240億円が想定されている。
焦点となる今期見通しだが、コンセンサスでは330億円程度となっている模様。
ちなみに、直近レポートとしては、三菱UFJが4月16日付で新規に「2」としているが、そこでは前期比4割増益となる370億円を予想。

6753 シャープ 2240 +95
強い動きが目立つ。液晶パネル価格の底打ち傾向が買い材料視されている模様。海外投資家の資金流入が各社で観測されているようだ。日興シティでは、4月以降パネル価格は底打ちから上昇に転じており、液晶関連電子材料や装置メーカーが恩恵を受ける可能性と指摘。また、昨日決算を発表しているソニーでは、液晶テレビの上伸が好業績見通しの一因とみており、液晶関連の支援材料にもつながる。本日は日東電工や凸版印刷、住友化学など液晶関連の中心銘柄が強い動き。

6855 電子材料 2175 -400
ストップ安比例配分。前日に発表している決算内容が嫌気される。前期経常利英は33%の大幅増益となっているが、今期は一転して2ケタ減益の計画であり、失望売りが膨らんでいる模様。また、野村では投資判断を「2」から「3」に格下げ、製品開発競争では苦しい立場にあるとしているほか、セクター平均との比較では割安感がなくなったとも。

2815 アリアケJ 2060 -360
大幅安。前日に発表した決算がネガティブ材料。前期実績経常利益は53億円で前期比9%減、今期も2ケタ減益見通しでコンセンサスを大きく下ぶれする状況に。日興シティでは投資評価を「1M」から「2M」へ格下げ、前年度の畜産系天然調味料市場は過去20年間で初のマイナス成長となったもようだが、この傾向は中長期的なものと考えているもよう。

6806 ヒロセ電機 15200 +960
大幅続伸。一昨日に発表した決算を受けて前日も強い動きだったが、昨日の説明会も評価材料となって、本日は一段高の展開となっている。携帯関連受注は7月頃から加速化の可能性があるとされているほか、豊富なキャッシュを活かした積極的な株主還元策が示されたことなどが評価されているもよう。

6584 三桜工業 813 +100
ストップ高。前日決算発表の銘柄の中では、好業績が目立った銘柄の一つ。前期経常利益は従来計画31億円を上回る34.1億円で前期比30%増益、今期見通しも34%増益の46億円と予想している。今期の四季報予想では35億円とされていたため、上ブレ幅の大きさにはサプライズも誘われる状況。

7729 東京精密 4340 +500
ストップ高。昨日発表した決算を受けて安心感が強まる展開となっているようだ。前期は先の下方修正どおりの着地となっているが、今期は24%の営業増益見通しとしている。業績回復への期待感も加わって、買い戻しの動きが強まる格好へ。

7762 シチズン 1044 +43
買い優勢。大和では投資判断を「4」から「3」に引き上げている。割高感の後退に加えて、実質的に営業利益は今期以降増益基調に転じる見込みであることなどを評価しているもよう。また、スティールのTOB意向を受けてブルドックソースが買い気配、スティール保有銘柄の一角としても思惑買いへ。

2804 ブルドックソース 1536 カ
ストップ高買い気配のまま商い成立せず。スティールがTOBを実施の意向と発表、TOB価格とされる1584円にさや寄せの動き。同社では買収防衛策を導入しておらず、ホワイトナイトの登場など期待する状況となっており、今後のTOB価格引き上げ合戦なども視野に。

9706 日本空港ビル 2115 +60
買い先行。前日の取引時間中に決算発表、前期経常利益は従来計画56億円に対して67.4億円、前期比47%増益となっている。また、今期見通しも増収増益の予想へ。
好決算が好感されているほか、政府がまとめた「アジア・ゲートウェイ構想」を受
けて、羽田空港の利用客増加なども期待される展開へ。

6758 ソニー 6630 +170
買い先行。前日発表した決算内容が評価されている。今期の営業利益は4400億円の見通し、市場コンセンサスや1ヶ月前に報じられた観測数字を上回っており、さらに、焦点となっていた売上高営業利益率5%達成をも見込んだものとなっている。ADRでは280円高の水準まで買われている。
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